日経平均は30000円を行ったり来たりするも週末に大暴落
2月19日(金)の終値:30017.92円
2月26日(金)の終値:28966.01円
前週末比:1051.91円(3.50%)安
今週の日経平均は、月曜日から木曜日にかけて、30000円を境に浮き沈みを繰り返しており、このまま上へいくか、それとも下へ行くかを模索するような動きとなっておりました。
そして、金曜日、大きな動きがありました。
前日比:1202.26円(-3.99%)安の大暴落です。終値は30000円を大きく下回る28966.01円となりました。
調べてみたところ、この2月26日(金)に記録した1202.26円の下落幅は、日経平均の歴史上、過去10番目に大きい数字となることがわかりました。
ちなみに、日経平均が一番大きい下落幅を記録したのは、1987年10月20日(火)で、3836.48円となっているようです。この日の下げた要因は、前日の米国ダウ市場で、貿易収支の赤字幅拡大や金利引き上げ観測などを背景に、508ドル(22.6%)も下落したことです。これにより、世界同時株安となりました。※この出来事がよく聞くブラックマンデーです。
そして今回の大きく下げた要因は、米国のFRBが金利の上昇を容認しているという見方が広がっているためだそうです。
当時と状況は大きく異なりますが、金利の上昇というところでは、ブラックマンデーとほぼ同じ理由ですね。
週明けの月曜日以降、反発の動きを見せるのか、続落するのか、いよいよ大きなターニングポイントとなりそうな予感です。
私としては、より一層の危機感を持ちつつも、30年半ぶりである株高の恩恵を十分に受けるために、保有銘柄を監視しながら、少しずつ現金保有率を高めていったり、押し目を狙ったりしていきたいと思います。
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