日本株式市場の振り返り(3月第1週)

資産運用

日経平均は週初め反発するもその後続落、週明けに向けて調整完了か!?

2月26日(金)の終値:28966.01円
3月5日(金)の終値:28864.32円
前週末比:101.69円(0.35%)安

先週末の大暴落を受けて始まった月曜日は、大きく反発し29686円の高値を付けました。

火曜日にも値を上げ、一時30000円付近まで上昇しましたがタッチすることができませんでした。

そしてその後は、売り一辺倒の調整局面入りとなり、しばらく下げが続く形となりました。

金曜日の動きは非常に興味深いものとなっており、前場に28726円から一時28310円まで一気に下げました。

その後、後場に流れが大きく変わり28864円まで上げて取引を終えております。一日の値幅にして554円にもなっております。

この日のチャートを見ると、シューティングスターというロウソク足をつくっており、これは週明けの上昇に期待ができるものとなっております。

アメリカの雇用統計が発表!市場予想を上回ったことによる影響は!?

日本時間の3/5(金)22時30分にアメリカの雇用統計が発表されました。

注目するポイントは以下になります。

2月のアメリカ新規雇用人数:37万9千人
2月のアメリカの新規雇用市場予想人数:18万2千人

実に、市場予想の2倍を上回る結果となっております。

コロナで打撃を受けた観光業の雇用が回復していることが数値に表れているようです。

新規雇用人数が上昇するということは、金融緩和等の経済対策が縮小されることを意味しますから、株式市場にとっては、デメリットになると考えられます。

しかし一方、3月6日にアメリカの1.9兆ドルの追加経済対策が上院にて可決したニュースがでており、現にアメリカ市場にて雇用統計のデメリットを上回る大きなメリットとして動いております。
※この日のニュースを受けてNYダウは572.16ドル高となった!

この追加経済対策による影響を受けて、週明けの市場は盛り上がることが予想されます。

わたしとしては、週の始めは追加経済対策の恩恵を受けるべく短期の取引を中心に行っていきたいと考えております。

そして、来週はメジャーSQが待ち構えておりますから、特に水曜日以降は下げに注意して取引に臨みたいと思います。

それでは、来週も楽しんでいきましょう!

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